「物理破壊」から、より安全な「磁気データ消去100%」

山口県内初!最新技術の導入

(※民間業者で初)

データ消去において順守すべきことは

1記憶媒体のデータを完全消去し、データ復旧できないようにすること

2.記憶媒体として再利用・転売できない製品品質にすること

です。

本来、最も有効なデータ漏えい防止の為の運用手法は、排出者自身及び関係者が外へ持ち出す前に自社内でデータ消去することですが、そこまでの運用プロセス、システムを社内で確立することは難しいでしょう。

外部委託する場合は、消去証明書を必ず入手することが重要です。また、「物理破壊していれば磁気消去の必要はない?」という質問もよく聞かれますが、物理破壊ではデータは消えません。そして、データが残った状態ではリスクが生じますので、データ自体の消去(破壊)を行えばリスクは0になります。

セキュリティにおける世界的なスタンダードとして知られるNSA(アメリカ国家安全保障局)では物理破壊を行う場合でも、事前に磁気データ消去するよう推奨しています。

なぜ、HDDに記録されたデータを磁気で消去できるのか?

HDDにあるデータは磁気の向きによって記録されます。その磁気の向きを強磁界によって全て同じ方向に整え、記録しているデータを消去するのが磁気データ消去方式です。

同じように磁気記録を使用している磁気テープ(LTO、DATなど)、フロッピーディスクもデータ消去可能です。

安全で信頼できる磁気データ消去を実現します。

MagWiperは安全かつ完全なデータ消去を行うために、様々な機能が搭載されています。

業界初!磁界発生後、発生した磁界の強さをディスプレイ表示します。(単位:Oe(エルステッド))

温度センサーや開閉スイッチと連動し、常に正確かつ安全な運用を行っていただけるようにコントロール。

データ消去時の磁気の漏洩とメディアの跳ね返りによる事故を防ぐため、厚さ2cmのチャンバードアを採用。

磁気データ消去装置の仕組み

斜め磁化システムについて(特許取得)

ハードディスクのプラッター(記録面)に対し、斜めに磁界を印加することで、磁気データ消去が難しいとされている「垂直磁気記録方式ハードディスク」の磁気データ消去を150%効率化し、更に確実な磁気データ消去を可能にするシステムです。(特許取得済み)

磁界印加方向説明

垂直磁気記録方式ハードディスクは2005年頃から販売され、現在では大容量ハードディスクのほとんどに採用されている一般的な記録方式であり、磁気データ消去装置として、垂直磁気記録方式ハードディスクの確実な磁気データ消去は必要不可欠な機能です。

垂直磁気記録方式ハードディスクを、より確実に磁気データ消去するためにアドバンスデザインが採用したのが、磁気データ消去効率の高い「斜め磁化システム」です。垂直磁気記録方式の磁気データ消去は、面内磁気記録方式よりも強い発生磁界を必要とします。斜め磁化システムを採用したMagWiperでは、業界トップクラスの10000 Oe(エルステッド)を超える発生磁界と、磁気データ消去能力を150%効率化する斜め磁化システムにより、更に確実な磁気データ消去を可能にします。

斜め磁化システムの有効性について

磁界の印加方向と磁化(記録ビット)の消去

垂直磁気HDDは斜めに磁界を印加することで、少ない磁界で磁化(記録ビット)を反転できることを,測定結果は示しています。

図2は、規格化した磁化量が定点に達する際に記録ビットが消去されることを示しています 
プラッタ(記録面)に対して斜め方向の磁界を照射した場合が、小さな磁界でハードディスク上の磁化を消去することができることが確認いただけます。※磁化飽和点とは 磁化対象物(この場合はハードディスク内のプラッター)がそれ以上磁化されない磁化の最大値。磁化対象物が磁化飽和点を超えて磁化されることはない。MagWiper(垂直磁気記録HDD対応モデル)は、磁気消去装置における「斜め磁化システム」を世界で初めて実現しました。

磁気記録消去装置の特長

業界最速!17秒のクイックチャージを実現!

10000 Oeを超える高性能データ消去機として、初めて17秒の高速蓄電を実現!蓄電時間の短縮により作業効率をアップ!同じ時間でより多くのメディアのデータ消去を行えます。

「斜め磁化システム」を磁気データ消去装置に採用 世界初!

垂直磁気記録方式Hpのデータ消去に最も有効な 「斜め磁化システム」(米国・日本にて特許取得済)の採用により、磁化効率を大幅に高め、水平方向における1200kA/m(約15,000 Oe相当)での磁気消去と同等のパフォーマンスを得ることに成功しました。

磁力数値確認機能搭載

磁界発生後(磁気データ消去後)、発生した磁界の強さをモニタ表示します。発生した磁界の強さが毎回実測値で確認できると共に、発生磁界が8,000 Oeを下回った場合は「エラーランプ」が点灯し、不完全なデータ消去を防ぎ作業の信頼性が向上します。

テープ類の磁気記録消去にも対応 

LTO/DAT/DLT/CMT/9940/3592などの各種カートリッジテープやフロッピーディスクなどの磁気記録メディアの大量一括消去にも対応しています。

MFM(磁気力顕微鏡)測定結果

2.5インチ・ハードディスク
HTS545050B9A300モデル(HGST社製)

データ消去証明書発行

お客様からお預かりした全てのパソコンから一台一台手作業でHDDを取り外し、磁気データ消去機による消去作業を行っています。更に、磁気消去ログ管理システムと、消去作業証明書の発行システムを連動させることで、消去作業記録(消去ログ)をデータベース化しています。

消去作業の効率化、人的ミス防止対策、消去作業報告書・証明書・消去作業リストのリアルタイムな作成が可能となっています。(消去証明書の作成は別途費用を頂きます)

当社では、データ消去の作業ログ(記録)を取得し、消去作業のエビデンスとなる「データ消去証明書」を発行いたします。(オプション)

参考例)

パソコン5台をお客様が弊社に持ち込み、各パソコンに搭載されたHDD5基のデータ消去証明書の発行を依頼される場合

1.HDD取り外し、パソコン解体分別作業費、処分費→無料

2.HDD磁気消去作業5基

消去証明書作成発行費用→HDD
1基~50基まで…500円/基(弊社料金)500円.
5基=2,500円(税別)となります。

導入事例

官公庁様、企業様のコンプライアンスを守ります!

全国官公庁様・大学様・
データセンター等
横須賀市役所様 
富山市役所様
神奈川県庁様
その他自治体
株式会社アイネット様
慶應義塾 理工学インフォメーション
テクノロジーセンター様